(2/2)IT企業東京本社見学会を開催しました!【GMOインターネット株式会社】

 本市では、本市に進出(またはそれに準ずる)IT企業への採用支援を実施しています。
 首都圏でのIT人材不足や採用競争に起因し、地方拠点の開設ならびに地方での新卒採用及び育成を目指す企業が多いためです。しかし、首都圏とは異なる土地柄もあり、進出がすぐに人材獲得に繋がるとは限りません。
 そこで、本市では進出企業の認知度向上を含め、連携中の学校教員と進出企業を繋ぐ活動(採用支援)を行っています。
 本記事にご興味をお持ちで、地方拠点開設をご検討の企業様は、業種業態にかかわらず、まずは下記連絡先までご連絡ください。
 進出企業や本市へのUIターンをご希望の方は、こちらのリンク最下部にある応援オフィスまでご連絡ください。
(北九州市 産業経済局 企業立地支援課 情報・通信産業担当/TEL:093‐582-2065)

先週、九州・沖縄・山口地方の大学、高専、専門学校の教員11校12名を進出企業に招待した東京本社見学会を行いました。

今年の受け入れ企業は、今年に入って本市進出会見を行ったBEENOS(株)さんとGMOインターネット(株)さん。どちらもベンチャーマインドを持った東証一部上場のIT企業という共通点はあっても、社内の雰囲気や業務内容はそれぞれ独自の特徴があります。
本記事から、そのような面も併せて感じていただければ幸いです。BEENOSさんは別ページに記載しています。

【GMOインターネット株式会社】

2社目の本社見学会は、渋谷に移動してGMOインターネットさんです。
渋谷駅前に佇むセルリアンタワーは圧巻です。

まずグループ人材開発を統括する西山副社長からGMOインターネットグループ全体についての説明です。ドメインやサーバーなどインターネットのインフラサービスを中心に総合的にインターネット関連事業を展開する同社グループは、「日本のインターネットを支え」ながらも、「IT業界におけるメーカー」であるという西山副社長の言葉が先生方の同社への理解を深めたに違いありません。大手飲料会社が運営するネットショップのショッピングカートやフリマアプリの決済サービスなども同社グループが提供しているとのことで、学生への理解も進みやすいかと思います。

  

続いて、システム部門を統括する山下専務から、北九州オフィス「GMO kitaQ」の今後の採用計画と戦略について説明がありました。印象に残ったこととしては、「職種の領域が広いので、『Uターン』や『グループ内転職』に適している」ということ。エンジニアの職種を縦軸にアプリ・プログラミング/インフラ・ハード、横軸に企画設計/運用保守と大きく区分し、同社グループ内のエンジニアを落とし込むと専門技術を持つエンジニアによって各職種が埋め尽くされたのは圧巻でした。

なんと、「GMO kitaQ」で実際に働くメンバーもこの機に上京されていて、働く上でのやりがいから北九州の住みやすさについてまで触れていただきました。
この日、「GMO kitaQ」から来た松村マネージャーの言う、生活してわかる「都会過ぎず、田舎過ぎない、奇跡の比率」は北九州に住んだことがある人には納得の言葉ではないでしょうか。北九州市外や福岡県外から参加された先生方にとっても、本市に興味を持っていただくきっかけとなる一言になったはずです。

 

続いて、グループ広報メンバーの皆さんのご案内で、社内を見学させていただきました。

 

トレッドミルが並んだ「GMO Walk」という名の会議室がありました。ウォーキングなどの軽い有酸素運動を行いながらの会議は、頭が活性化されていいようです。このほかにも、託児所やマッサージルーム、シエスタ(昼寝)のための会議室解放などなど、社内には福利厚生施設が充実しています。先生方からは感嘆の声と、自然と笑いがこぼれていました。

その後に行った意見交換会では、学校と企業で具体的に連携できそうな部分について意見交換がなされていました。今後、九州圏内の産学で新たなイノベーションが起こっていくことが非常に楽しみですし、そこに官としても陰ながら、時には一緒に陽に当たりながら関わっていければと思います。

 

 

IT企業東京本社見学会とは

 新卒学生の送り手側である学校の先生方にIT業界と進出企業の役割やビジョンについてご理解いただき、安心感を持って学生たちに就職先として紹介いただくために、本市に進出を果たしたIT企業の東京本社見学会を開催しています。
進出企業の職場環境、研修状況、福利厚生、本社で働く社員の様子、時には、北九州拠点メンバーの声を聞ける機会を学校教員に向けて提供しています。

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